2019 GWの開室

2019 GWの開室

こんばんは。伸学α北野の香口です

久しぶりの更新かつ令和最初のブログです。ブログやツイッターを通じて当塾を知り、ご入会いただいたご家庭とは相思相愛になるケースがほとんどだと実感していながら、ブログを放置とはいかがなものか、熱量が下がっているのではないか、これではイカンと奮い立ち、今回のブログ更新と相成ったわけです。

今回はGW中のお話。以下、宜しければお付き合い下さい。

GW中は自習室を9時~22時まで開室

さて、10連休の影響で、窮屈なテスト日程、いびつなテスト範囲、GW後の子供たちの学習の仕上がり具合を見れば、迷惑でしかなかった今年のGW。

そんな中、うちでの歴史が長い経験豊富な高3生だけは、この状況を危険と察知したのか「GW開けて欲しい」と訴えてきたので、4月28日から3日間だけはお休みをいただき、以後の5月1日~5月6日までの全日程を朝から開けることにしました。

その時の様子がこちら。

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うーん、少ない(笑)参加者は高校生中心に、多かった日でも8名と平和そのもの。中3生は数名が行くかもと言っていたので、1日くらいは顔をだすだろうと期待していましたが、実際に顔を出したのは期間中に3日間顔を出してくれたKさん、GW明けは修学旅行で授業が抜けるので個別の振替が出来ませんかと言ってきた感心な生徒Oさんの2名のみ。

GW明けの授業では「高3生に、今年の中3大丈夫なん?と心配されてたで」とだけ言っておきましたが、部活もあるし、時期的なものもあるしで、実際はそれほど心配はしていません。

むしろ10連休を与えられたのに、強制でも何でもなく自主的に勉強しにくる生徒がいる事は凄い事なんですよと私自身が驚いているくらいです。毎日、1日も欠かさず朝から来た生徒もいて、本当に当塾にはまる生徒は勉強してくれます。

これだけ勉強してくれれば、「開け甲斐」の方がしんどさを上回りますし、そういう生徒がいるから私も頑張れる。そんな好循環が続いています。

当塾の生徒は本当によく頑張る!!

さて、GW中は、たまっていた仕事を片付けるのには絶好の機会でもありました。出勤を決意したのも生徒の頑張りもありますが、私自身の問題もあります。ちょっと仕事を溜めすぎた・・・

急いで片付けないといけない仕事の中に今春卒塾した中3生の入試結果のデーター整理と分析というものがありました。過去の世代と比べて、終盤の頑張りが少なかったように感じた6期生でしたが、どうしてどうして、学年末の内申は結構上がっていました。その中でも4以上アップした生徒だけを取り出してみたのが以下の表です。
SnapCrab_NoName_2019-5-14_22-50-12_No-00

私から何だかんだと言われ続けた6期生ですが、うちの伝統は受け継いでくれていたようです。

上記のデーターのうち、Gさんだけ中2→中3ではなく、中1→中2のデーターなのですが、この大幅アップは、自習室を使い始めたことがきっかけでした。

入塾した頃は、自習室に来ることが全くなかったGさんですが、中2でクラスの方に移ったことをきっかけに自習室での学習を試みたところ、定期テストで高得点を連発。すっかり味をしめたGさんは「コツをつかんだ」とテスト前は自習室にこもる生活となり、中1時点とは比較にならない成績での大幅アップを勝ち取ったのです(中学生、ちゃんと聞いてるか??この話がしたくてGさんも載せたんやで)

また、得点開示による塾生達の入試得点と模試の平均偏差値の年度毎の散布図をもとに近似させたグラフも更新。縦軸が入試得点、横軸が偏差値ですが、うちの生徒のデーターから作成したものなので、一般性の保証は出来ないので、軸の数字と分布のドットは全て消しています。

SnapCrab_NoName_2019-5-14_17-50-15_No-00
過去4年分ですが、どの色が何年のものか分かりますか?ちなみに赤が今年です。なお、入試改革初年度は問題の難易度が低かったため高得点者続出で、グラフが他とは大きく外れていますので表示していません。それ以外の年度は、上記の通りほぼ似たような分布となりますので、総合の難易度は大きく変わっていないと言えます。

この資料を基に『あなたの偏差値は〇〇だから、本番で〇〇点は取れるだろう。ただし、これは、うちの塾生のデーターから作ったものだ。うちの生徒の終盤の頑張り、知ってるよな?あの連中と同じような終盤を過ごさなければ、この点数にはならないと思うよ』とか『偏差値はウソつかない。偏差値の高い者が本番で大失敗するとか、偏差値の低い者が、本番だけ奇跡のような高得点を取るとかはない事がデーターから分かるよね?結局、日頃の積み重ねが大事』などと言い含めるのが、私の面談での定番です。

GW中は仕事が進みすぎて快適

「GWもお仕事なんて大変ですね」とよく言われましたが、GWでも顔を出すような生徒達ですから、仮に私が数時間いない状態だったとしも、何1つ問題は起こらないであろうレベルの子達ばかりなので、時々発生する質問受けをする程度で、残り時間はすべて仕事に専念でき、びっくりする程仕事が捗り、実は少しも大変ではありませんでした。

先にも書いたように、春からずっと気になっていた卒塾した中3生の入試結果の分析とそのデーターの処理を一気に片付ける事が出来ましたし、教務面でも、定期テスト対策用のプリントの作成、5月以降に使用するオリジナルテキストの編集も予定していた以上に進みましたので、1ヶ月くらいサボっても大丈夫な程です。つまり、GWの1週間は平常の1ヶ月に相当するということです(笑)

また、昨年頓挫してしまった英語の学び直しを再開し、ツイッター上で多くの塾の先生にお勧めされている問題集の中から英文法・長文読解・英単語・空所補充の問題集4冊をセレクトし、G
W期間中はその4冊すべて1セクションずつ解き進めることを1日のノルマにしていました。仕事に飽きたら、英語やってましたね(笑)

更には数Ⅲ(黄チャート)の解き直しも出来て、何と充実した日々だったかと思えるGW(笑)

GW中、一番勉強したのが塾長の私だったなんてオチはないですよね?生徒の皆さん。

では、久しぶりのくせに長くなってしまったので、この辺で。

次回は自習室のルール改正について書きたいと思います。

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