2020 公立中期前夜

2020 公立中期前夜

IMG_E5104

早いもので、今年もこの日がやってきました。

入試の前日なのに、新型コロナの影響で学校は今日から臨時休校。
というわけで、塾を朝9時半から開室しました。

最後の調整に使ってほしいという思いでしたが、一番乗りは中2のエースさんという結果・・・

最後まで、この学年らしいオチでしたが、1人をのぞき受験生は朝から参加し、黙々と最終確認。前日に何をするべきか、もう皆分かっている様子に、ほっと一安心。

途中、差し入れで頂いたお菓子を置く以外に、私の仕事はありませんでした。

新聞紙上では、「志願倍率初の1倍割れ」との見出しが踊った今年度の中期選抜。
※確か、昨年も1倍を割ったはずで、「初」という見出しが出てましたけど、映画の全米1位と同じで、何か基準が異なるのでしょうか。

この見出しだけ見ると、全入?と思われるかもしれませんが、そうではありません。

京都の入試は2段階選抜です。倍率0.92倍でも不合格者が出ますし、ちゃんと定員が埋まるシステムになっています。

保護者会等でご説明いたしますが、志願者÷定員=倍率というわけではなく、MAXは「志願者÷(定員×0.9)」となります。もちろん、このMAX値になるかどうかは、フタを開けてみないと分かりませんので、倍率を追いかけても意味はありません。

ただ、うちの生徒が受験する高校の倍率のMAX値をざっと計算してみると・・・

山城(1.8倍)、鴨沂(1.8倍)、鳥羽(1.3倍)、桂(1.3倍)、北嵯峨(1.1倍)となります。

つまり、志願倍率1倍を切った=公立人気なしとはなっていない事にご注意ください。平均値は何も語らないということの好例となってしまってますね。

よって、当塾の受験生達の空気は緩むことはありませんでした。朝から来て最後まで黙々と最終チェックをして18時過ぎに最後の1人が帰っていきました。

正直、中3生には酷な倍率です。だけど、しっかりと立ち向かって欲しい。今日、愚痴を言う者は誰もおらず、ただ、黙って問題に取り組む生徒たち。

入試前日まで塾を開けられないかもしれないと思ったコロナ騒動。何とか本日まで開講出来たこと、ホッとしております。そして、誰も風邪を引くことなく、前日まで無事に過ごせたこと、ご家庭のご協力に感謝申し上げます。

受験生に幸あれ!吉報を待っています。

さて、1月3日の参拝の日から続いた私の連続出勤も、新型コロナの感染拡大防止措置のために途切れることになりそうです。別に記録更新を狙っていたわけでもなく、必要な日に出勤していたら、こうなったというだけです。

明日の金曜日の授業が終われば、13日(金)まで臨時休講となります。ご注意ください。

今回の休講の影響で、夏休みが短くなる事も考えられます。様々な事態に備えて、春休みもどんどん授業を進めたいと思っています。幸い、生徒のモチベーションは十分。

今日顔を出した中1,中2生の大半が、今回の定期テストで塾内成績上位の生徒です。1位の子は両学年とも顔を出してくれました。

この子達のためにも、次年度の教材をより良いものへと改良を重ねたいので、その作成のため休講期間中も何日かは塾に籠もる予定です。

[臨時休講期間]
3月7日(土)~3月13日(金)

[授業再開]
3月14日(土)~(高校生のテストに合わせて15日(日)も自習室を開けます)
また、再開以後は、午前中からの開室を考えていますが、情勢を見て判断したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました